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Posted on February 23, 2006 at 11:39 pm

ありがとうって言ってあげて…

1つの命が消えた日

今日彼の家で15年もの長い間家族同様に暮らしてきた猫のモモが息を引き取った。
猫の15年は人間で言えばおばあちゃんになるんだろうか…
2日ほど前から様子がおかしくなったらしく今日の仕事休みを利用して病院に連れて行くと聞いていた。
その途中の出来事だったらしい。
ここ数日からちょっと元気がなくなって食欲が減退気味。
いつも甘えにくるのに物陰に隠れることが多くなったとかでしきりに心配してた。

朝仕事に行く直前ににモモが亡くなったと泣きながら電話があった。
今まで怒った顔は見ても泣いてる顔は見たことなかった。
勝手に泣かない人なんだと思ってた。

仕事が終わってから急いで彼の家に向かう。
目が充血していて真っ赤。
ずっと泣き続けていたのがわかった。
今日の様子を話している途中にも思いがこみ上げてポロポロと大粒の涙をこぼす。
ワタシはただ手を握ってさするくらいしかできなかった。

普段から他人の口から発する「ペット」や「飼う」という言葉に怒りの言葉を向ける人で、初めてモモに会ったときも自分の娘だと紹介された。
本当に穏やかな時間を一緒に過ごしてきた家族
どんなに大切にしていても「もっとこうすればよかった」「あのときこうしなければよかった」と自分を責めてしまうのは人間に対しても動物に対しても同じ。
特に今回は体調の変化に気づいた時点ですぐに病院に連れて行かなかった自分を責めていて「自分が殺したようなものだ」と何度も何度もつぶやいてた。
「何回もキスしたのに動けへんかった」と言いながら溜まらず嗚咽する様子を見てもかける言葉もなく、ワタシ自身もそんな自分を責めもした。

ありがとうって言ってあげて…

人の死より動物の死の方が後悔が残ると思った。
だってそこには言葉がないから…
どんなに憎しみの念を覚えた相手でも死際の感謝や謝罪の一言は全てを帳消しにしてしまう力がある気がする。
現実にそんな相手もいなければそんな場面に遭遇したことがないので綺麗事かもしれないけれど…

でも死を目前にしたときの人の心はあらゆる煩悩から開放されてありのままの気持ちを素直に表現できるんじゃないだろうか??
そして言葉を受け取る側にもそれは十分伝わるんじゃないだろうか??

もしもモモに言葉を発することができたならきっと最後の一言は感謝の言葉だったんじゃないかと思う。
その一言があれば彼もあんなに自分を責めたりはせず、自分を許せたかもしれないのに…
ずっと後悔の念を抱いたまま重い枷となってしまうんだろうか…

モモ…どうか安らかに…

2 Responses to “ありがとうって言ってあげて…”

  1. masaru on February 24th, 2006 at 11:49 AM says:

    ほ~んと、そうですね~

    でも、お互いめぐり逢えて幸せだったんですよ…きっと!

    自分は毎日そー思って生きています

  2. lomo on February 25th, 2006 at 2:27 PM says:

    >masaruさん
    モモのお葬式は昨日無事に終わりました。
    私は参列することはできなかったけれど家族に見守られながら荼毘にふされました。

    人間も動物も1つ1つの出会いを大切にして後悔のないようにしたいものですね?

    コメントありがとうございました。

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